ニュースを見ていると、いろんなところで「働き方改革」が叫ばれていますね。
日本って異常なくらい残業をする国なので、働きすぎて過労死したり鬱になったりする人が多いです。
そこで世間は「働き方改革だー!」「生産性を上げろー!」と言いまくっていますが、本当に生産性を上げていいのでしょうか?
目次
生産性とは
まず生産性とはどういうものかというと、
アウトプット÷インプット=生産性です。 分かりにくいので簡単にすると、 利益÷労働量(労働時間×労働人口)=生産性
とします。(ざっくりなので細かい突っ込みはなしで。笑) ※上記は労働生産性と言います。 |
今の日本の課題は仕事の時間が長いことなので、インプットを減らすことが課題ですよね。
つまり、
「少ない人数と少ない時間で仕事が終わるようにしよう!」
ということになります。
究極的には「働かないこと」が生産性を最大化する方法なわけです。
生産性を上げる=人が必要なくなる
生産性を上げるためには働いてはいけないわけですから、やることは「システム化」です。
人がいなくても回るようにすればいいわけなので、AIなどのテクノロジーをどんどん使うことが「働き方改革」になります。
Amazon GOの例
Amazon Goってご存じですか?
Amazonが開発した無人のコンビニです。
Amazonアカウントを認証して入店し、手に取った商品をレジを通さず持ち帰ることができます。
仕組みは簡単で、AIがお客さんの手に取った商品を判別して、店を出るときにAmazonに登録された決済方法で勝手に支払われます。
これでどうなるかというと、レジ打ちをする店員が必要なくなるわけです。
決済の自動化+レジ対応しなくていいという結果の保証=システム化 |
店員はひたすら品出しだけしていれば、勝手に商品が売れていきます。
もしこれが日本のコンビニにも導入されたら人件費は浮き、余った人はクビになりますね。
ラッキンコーヒーの例
中国に「ラッキンコーヒー」というカフェがあるのですが、中国のスターバックスを脅かす勢いで今急成長しています。
中国のスターバックスが20年かけて3600店舗出店したところを、
ラッキンコーヒーはたった1年で2000店舗達成、年末には4500店舗を目指しているんだとか。笑
創業2年で上場し、今中国で勢いのある企業です。
ここが何をしているかというと、「スマホアプリ」でのオーダーです。
レジはなく、先にスマホアプリで注文し決済も完了したお客さんが、出来上がりの通知とともに店に行って受け取るだけ。
決済の自動化+レジ対応しなくていいという結果の保証=システム化 要するにモバイルオーダーって「システム化」ってことです。 |
レジで待つこともないし、スタバより安いのが売りです。
ここでもやはりレジ対応がいらないので、人件費が削減でき、かつ従業員はコーヒー作ったりお客さんに渡すことに集中できます。
みんな待ち時間が嫌いなので、できあがりの通知が来るまで他のことをして、通知が来たら受け取ってすぐ店を出ていくそうです。
お客さんの待ち時間問題も解消しているし、みんなハッピーになるいい例ですね!
働き方改革で職を失うかも?
今ある会社が今後働き方改革を進めていくと、
「あれ、ここAIに任せたら人が何人かいらなくなるな」
ということになるわけです。
だからある意味、
・今は生産性を上げないことで仕事が与えられている
・生産性を上げたら仕事ができない人から真っ先に仕事を失っていく
というすごく悲しい現実が待っているわけです。
働き方改革で仕事が楽になったとしても、次は「自分の仕事がいつ無くなるか」という恐怖が待っているだけなんですね。
今の時代はスキルを持ってない人から脱落していくので、今のうちに何かスキルを身に付けていくことをおすすめします。
まとめ
・生産性は”利益÷労働力(労働人口×労働時間)”
・生産性の究極は働かないこと
・生産性を上げると人が必要なくなる
働き方改革は会社の問題であり個人一人ひとりの問題ではありません。
働き方改革しようとするより、自分でお金を稼ぐ方法を身に付けるほうが結果も早いですし時代にも置いて行かれません。
変化しないと仕事を失ってお金も無くなるので、今のうちに時代の変化に対応できるように勉強していきましょう。
これから勉強を始める人に知っていてほしいことはここに書いてます。
個人も企業も生き残るために必要な2つの考え方が全く同じだった件
PS.
今朝ネットニュースを読んでいたらこんな記事が出てきました。
僕の予想通りですね。
日本企業に「RPA」が導入されると働き方はどう変わるか
こんにちは。
コミュ障が原因で就職から逃げたら会社員の給料超えちゃったあーむーです
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